イリュージョンマジックとは
イリュージョンマジックは、小物を使用して披露されるカードマジックなどとは違い、人間や大きな動物(1人ではなく、複数の場合もあります)が現れたり、消えたり、また浮遊させするのですが、大掛かりな装置が必要なマジックです。
イリュージョンを行うマジシャンを「イリュージョニスト」とも呼ぶようです。
イリュージョンマジックは、1世紀頃にはすでに存在したようです。
マジシャンが空中を飛んだという記録があるといわれますが、タネは分かっていないようです。
19世紀初め頃、インドのマドラス(現在はチェンナイ)という都市で、ヒンドゥー行者が空中であぐらをかいたマジックを披露したそうです。
また、江戸時代に日本で生まれた水芸も、イリュージョンの1つだといわれます。これを得意とした松旭斎天勝は、日本初の女性イリュージョニストといってもよいのではないでしょうか。